水出しコーヒーの作り方

コーヒー

今回は家庭でも簡単に楽しめる「浸漬式」というタイプの水出しコーヒーをご紹介します。
いくつかのポイントを抑える事で、最高に美味しい水出しコーヒーを楽しむ事ができます。

熱い夏には水出しコーヒー、おすすめです!


水出しコーヒーを楽しもう

水出しコーヒーを飲んだことはありますか?普通のコーヒーはブラックでは飲めないが、
水出しコーヒーはブラックでも飲めるという方もいるくらい、違いと魅力ががあります。
この抽出方法は熱を加えないため、お湯を使った抽出方法よりもコーヒー豆の味や香りを
よりダイレクトに味わう事ができ、雑味も少ない事が最大の特徴です。


おいしい水出しコーヒーを作ろう!

基本的な水出しコーヒーの作り方をご紹介します。

必要な材料と道具
・コーヒー粉:50g(目安)
・常温の水:500ml(軟水がおすすめ)
・水出しボトルまたはボトルと茶こし袋など

作り方
非常に簡単ですが、時間がかかります。

1.コーヒー粉を水出しボトルまたは茶こし袋に入れボトルに入れます。

2.ボトルに常温の水を入れます。

3.12時間程度、常温で抽出します。
  (または冷蔵庫で16時間程度、抽出します。)

4.コーヒー粉を取り出し、冷蔵庫で冷やせば完成です。

水出しコーヒーは抽出にゆっくりと時間をかけ、低温のまま余すことなく
コーヒーの成分を引き出す事で苦みを主体とせず、豆自体が持つ風味や香りを
鮮明に抽出することができる飲み方です。

美味しい飲み方
氷を入れたグラスでよく冷やすと一層美味しく楽しめます。


ミルクやガムシロップを加えて柔らかい甘味を追加するのも
おすすめですが、ストレートでも苦みが少なく爽やかな味わいです。

アレンジ
以下のようなアレンジレシピもあります。

◆フルーツブリュー
水出しコーヒーにフルーツを追加したフルーツブリューというものがあります。
オレンジ・レモンの輪切りや、イチゴ、ブルーベリー、ミントなどを一緒に浸し、
コーヒーの香りと重なるフルーツの爽やかな香りと自然な甘みを楽しめます。
フルーティーな浅煎りのコーヒーを使って抽出すると美味しそうですね。
ワインでいうところの「サングリア」のような楽しみ方です。

◆ミルクブリュー
平たく言ってしまえば濃密なコーヒー牛乳ですが、
水の代わりに牛乳で抽出する「ミルク出しコーヒー」というものもあります。

作り方としては、先述の作り方の「水」を
牛乳に変えるだけです。
ただし10℃以下(冷蔵庫)で抽出しましょう。

牛乳のコクとゆっくり抽出されたコーヒーの
香りが重なり、豊かな味わいです。もちろんアーモンドミルク・豆乳・オーツミルクなどでも作ることができます。どれもおいしいですよ!



飲む際には氷を入れたグラスに注ぐ事で、溶けていく氷で濃度が変化して楽しいです。
またハチミツや黒蜜、シナモンやナツメグ、カルダモンなどのスパイスを少量入れても
エキゾチックな味になり美味しく楽しめます。ただしスパイスを加える際は、分量に注意しましょう。

苦みが少なく、冷ます工程がない事からアレンジも一味違ったものが多いです。
「コーヒーなんてどれも一緒」という人にこそ飲んでもらいたい水出しコーヒーです。
ぜひ手軽で美味しい水出しコーヒーを楽しんでくださいね。

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